« じゃがポックル | メイン | Backereis of Sweet Garden (ベッカライズ オブ スイート ガーデン) »

June 10, 2008

映画 ノーカントリー

アカデミー賞作品。ハビエル・バルデムが扮するシガーが不気味な風貌ゆえ、鬼気迫る空気が全編に流れています。髪型のせいか、かなり怖い。ハビエル・バルデムと言う俳優を知りませんでした。おそらく今後ハビエル・バルデムを別の作品で見ても、分からないと思う。そのくらい今回の作品の中の印象と他の作品での写真は印象が違います。シガーの武器は圧縮された空気のエアガンと呼ぶのかどうか分かりませんが、空気のボンベを持ち歩き、ドアの錠をその空気で吹き飛ばしてしまう。しかし最大の武器はシガーそのもので、最初は発信機を受信して追いかけていたが、途中からはとにかく追い詰めてくる執念が武器かも知れない。ストーリーは金を奪ったモスをシガーが追い詰める、シンプルにこれだけ。

トミー・リー・ジョーンズ扮するベル保安官が長い時間登場していますが、きっと重要な役だと思いますけど、この中では最後までモスにもシガーとも会えない。ストーリーテーラーとしての役回りということでしょうか?結局あの人は、どうなった?とかの疑問は持っちゃいけないんでしょう。ベル保安官は日本では田植えもできるし、アキバ系もありだし、演歌も歌えるBOSS一直線。

観終えての感想は、ヨーロッパの古びたホテルやアメリカのモーテルが映画によく出てきます。そこが殺しの舞台になることが多い。バックパッカーなんかで旅行している人は経験上平気なのかも知れませんが、私なんかはアメリカのモーテルにタダだから泊まれって言われても、拒否です。モーテルと湖の近くのキャンプは殺しの現場というイメージが映画によって植えつけられてしまって完全拒否。フロントがしっかりしていて、ベルボーイが居てにぎやかなホテルじゃないと危ない、危ない。それと砂漠の中の一本道のドライブは気をつけましょう。

投稿者 ぎる : June 10, 2008 06:01 PM

コメント

コメントしてください




保存しますか?



マハロカフェ