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November 21, 2004

友達の死

先日友達の四十九日法要に行ってきた。

旦那様の話によると2年前から貧血症状があったという。貧血はどんな年代の人でも現れ原因も様々、彼女はまさか深刻な病状だとは思っていなかったに違いない。
先生の告知を受けた彼女だが転移しているとは知らされていなかった。
「彼女は治った後に色々後遺症や副作用が出てはいけないと思っているのか、なかなか痛み緩和の処置は望みませんでいた」と旦那様は言っていた。
痛み緩和の処置には幻覚や意識が朦朧となる症状が出てくる。彼女は医療従事者だ、今まで多くの患者さんの最期を看ている。彼女は治る可能性と残された時間を旦那様や家族としっかりした意識の中で過ごしたいという思いもあったのではないかとあたしは思った。
苦しさと痛みの中、彼女の意志を貫いた人生を全うした。

投稿者 okei : November 21, 2004 06:41 PM

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